奇抜な姿で話題のジョーカー議員こと河合悠祐氏は、今もSNSや動画配信サービスで注目を浴び続けています。
選挙活動中は常識外れなパフォーマンスに見えましたが、蓋を開けてみれば歴代最多得票数で、埼玉県の戸田市議選でトップ当選しました。
一体、なぜこれほど多くの支持を集められたのでしょうか?
そこでこの記事では、こんなことを調べてみました。
- なぜジョーカー議員が戸田市でトップ当選できた理由
- ジョーカー議員の本当の狙い
- 千原せいじとのYouTube対談が炎上した原因
どうぞ、最後までお付き合いください。
こちらの記事で、ネットでバズる政治家の特徴をまとめています。
見た目だけじゃない!河合悠祐がトップ当選できた本当の理由

河合悠祐氏は奇抜なジョーカーの姿で「イロモノ議員」として一躍注目を集めました。
一見すると、当選とは縁遠そうなジョーカー議員が、戸田市議選でトップ当選できた本当の理由を解説します。
ジョーカー議員としての認知戦略
河合悠佑氏は、2021年に「千葉県全体を夢と魔法の国にする党」の党首として、千葉県知事選挙にジョーカーの姿で出馬しました。
エンタメ性の高いキャラクターは、若者の投票行動を促すための意図的な戦略でした。
河合祐介氏の狙い通り、視覚的インパクトの強い姿はSNSで拡散され、多くの人々の注目を集めることに成功しています。
注目を集めた後も、市民の本音を代弁する明確な発言を続け、共感を集めています。
一風変わった独自の認知戦略と河合悠祐氏の発信力が、戸田市でのトップ当選に大きく貢献しました。

ジョーカー議員としての認知戦略は、ネットやSNSで情報を得る現代のスタイルに合わせた「バズリ戦略」の成功例といえるでしょう。
戸田市のクルド人問題に対する政策
河合悠祐氏が戸田市議選で掲げた公約の中で、クルド人問題に対する政策に当たる部分を一部抜粋しました。
- 移民拡大政策への反対
- 不法移民を全員強制送還
- 埼玉県南部の外国人問題を解決
河合悠祐氏は、現政権が進める移民受け入れ政策に「断固反対」の立場です。
戸田市に隣接する川口市では、クルド人問題が顕在化し、地域社会への影響が懸念されている状況です。
河合悠佑氏は、戸田市を含む埼玉県南部の外国人問題の解決を目指し、精力的に活動しています。
活動の一つとして、YouTubeコラボやインターネットテレビ局に出演し、クルド人問題について議論を交わし、認知拡大に貢献しています。
戸田市議選でトップ当選後、動画配信サービス「ABEMA」に出演し、EXITや山田邦子氏とクルド人問題について議論した放送も、面白い内容でおすすめです。
河合悠佑 vs 千原せいじ 戸田市クルド人問題で大論争

河合悠祐氏とのYouTube対談で、千原せいじが大炎上している問題について、時系列に沿って順番に解説します。
千原せいじが僧侶になった理由について、こちらの記事で解説しています。
「議論で勝ち負けを決める」河合悠佑の考え方に異論
Youtube対談が始まって5分で「もうやめましょ」と険悪ムードになっています。
発端は、田村淳氏とのYouTube対談について聞かれた際「ボコボコにしてやりました」と放った河合悠祐氏の発言です。
過激な発言に対し、千原せいじは「みんなに理解してもらって応援された方が良いのではないか」と、議論において勝ち負けを決めることに、異議を述べます。
しかし、河合悠祐氏は「私に賛同してくれる人だけが、応援してくれたらいい」と主張します。
千原せいじの返答は「(今回の)番組はみんなに河合悠祐氏を理解してもらうためのものなのに、やる必要があるのか」という内容でした。
直後、河合悠祐氏は「もうやめましょ」と発言し、対談は開始わずか5分で一触即発のムードになります。

河合悠祐氏の「支持層に特化した姿勢」と、千原せいじ氏の「議員としての幅広い理解を求めるべき」という考え方の相違が露呈しました。
「お前いじめられっ子やったやろ」千原せいじが失言
Youtube対談は険悪ムードのまま進み、43分が経過します。
苛立ちが頂点に達していた千原せいじは「お前いじめられっ子やったやろ」「いじめられっ子オーラがいかついぞ」と河合悠佑氏に発言しました。
それまで、お互いの意見を言い合うに留まっていた対談は、感情的な挑発の言葉によってさらに激しいものとなったのです。
いじめに遭った経験のある人を見下すような失言は、千原せいじの大きな炎上につながりました。
千原せいじに対する批判の声が殺到
「お前いじめられっ子やったやろ」発言に批判が殺到しました。
過去に自身も「いじめは絶対ダメ」という趣旨の発言をしていた事実もあり、批判が一層強まっています。
⬜️千原せいじ 自身の番組ゲストに呼んだ河合悠祐氏への笑えない「いじめられっ子やろ?」発言…仕事に影響必至
— フィフィ (@FIFI_Egypt) July 21, 2025
昨年9月の動画でせいじが「いじめられる側に原因はない」「排除すべきはいじめてるヤツ」「いじめは犯罪。絶対悪やから」と語っていた事も、火に油を注ぐ事態に…https://t.co/aUAn74Br9Z
どんな思想を持っても別に構わないが、「いじめられっ子」という単語を侮蔑するために使ったのは無視できない。
— treasure (@lotoftobita) July 19, 2025
千原せいじ氏のような思想を持つ人間がいるから、いじめ問題が軽視され、命を断つ子供が消えないんだ。猛省して欲しい。#吉本興業 #千原兄弟#千原せいじ#いじめをゼロに
千原せいじ炎上してるけど、元々そういう人だと思うんだけども。良い意味でナチュラル、悪い意味で無神経。んで、その対応でゲラゲラ笑わせてもらってたし、そんなエピソードをジュニアが突っ込んでるのが面白いんだけど。だからいつもどおりのせいじにガチギレしてる世間ってイメージで何か不思議。
— taka3110@どん (@taka3110_pcc) July 23, 2025
現在もSNSなどで、千原せいじの僧侶としての適性や品格が問われる事態となっています。
一方で、いつもどおりの千原せいじに対して、世の中が反応しすぎているという意見も見られました。

Xでは、千原せいじを晒す人々こそが集団いじめの縮図だという声もあります。
河合悠佑の本当の狙いは?政策や実績まとめ

ジョーカー議員という認知戦略を経て、戸田市議選にトップ当選を果たした、河合悠佑氏の本当の狙いや政策、実績についてまとめました。
現行政治を根本から変えるのが本当の狙い
河合悠佑氏の本当の狙いは、現行政治を根本から変えることです。
現行政治を改革する理由として、政権与党が長年にわたり、国民の生活を追い込み、経済力を低下させてきた現状があります。
たとえば、消費税の引き上げによる所得税の低下や、高齢化による社会保障費の増大が国民の生活に重くのしかかっています。
河合悠佑氏が目指すのは、国民一人ひとりが希望を持って暮らせる社会の実現です。
希望ある社会の実現のために、既存の政治のあり方を大きく転換し、新たな未来を築くことが真の狙いです。
ジョーカー議員河合悠佑の現在までの実績
河合悠佑氏の政治家としての実績をまとめました。
2021年:千葉県知事選挙に立候補、落選
2022年:草加市議会議員選挙 41人中23位で当選
2024年:東京都知事選挙 落選
2024年:衆議院議員選挙(埼玉15区) 落選
2025年:戸田市議会議員選挙 歴代最多得票数でトップ当選
河合悠佑氏の議員以外の経歴についても紹介します。
- 同志社大学大学院至宝研究科修了
- IT企業勤務
- 会社経営(人材派遣、婚活イベント運営)
- ワタナベコメディスクール27期生として卒業
- ワタナベエンターテインメント所属 お笑いコンビ「右肩上がり」として活動
河合悠佑氏は大学院を卒業しており、会社経営やお笑い芸人など異色な経歴を持っています。
戸田市での具体的な政策と議会活動
戸田市議会議員の河合悠佑氏が掲げる政策は、以下のとおりです。
- 埼玉県南部の外国人問題を解決
- 移民拡大政策への反対
- 不法移民を全員強制送還
- 外国人への生活保護支給の廃止
- 外国人技能実習制度の廃止
- 外国人の日本の土地取得規制
- 外国人の参政権反対
- スパイ防止法の制定
河合悠佑氏の政策の中心は、外国人問題への明確な姿勢です。
戸田市や川口市のクルド人問題を中心に、各種メディアで積極的に情報発信しています。
戸田市での議会活動では、議会改革を重要なテーマに掲げているのが特徴です。
近年、一部の議会で見られる「高齢の居眠り議員」や「年4回の議会で仕事をしない議員」といった問題が世間で指摘されています。
また、議会の「見える化」を推進し、包み隠さず世に発信することで、議会の透明性と説明責任を高めようとしています。
まとめ
河合悠祐氏のジョーカー議員としての活動は、認知度を上げる「バズり戦略」の一つです。
奇抜な姿は、選挙にエンタメ的要素を取り入れ、若者の投票率を上げることが目的でした。
戸田市議選で歴代最多得票数でトップ当選できたのも、SNSを駆使した認知戦略が大きく貢献しています。
- ジョーカーは若者の投票率を上げるための認知戦略だった
- SNSやYoutubeを駆使した選挙活動で注目を集める
- クルド人問題に対する強気な姿勢が戸田市議員選挙で評価された
- 本当の狙いは現行政治の根本的な改革
- 明確な発言に何か変えてくれそうな期待が持てる
ABEMAやYouTubeでの活躍をみると、現行の政治体制を変えてくれそうな勢いを感じます。
千原せいじとの対談のように、忖度しない明確な発言に今後も注目です。
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