2024年5月14日に配信されたInstagramのアップデートがかなり不評なようです。
それは、一度でも見た投稿は、トーンが暗くなって「閲覧済み」と表示されてしまう仕様に。
残念ながら元に戻す方法はありませんが、何か手はないのでしょうか。
そこでこの記事では、こんなことを調べました。
- アップデートによるネット上の不満の声
- 前のバージョンに戻すには
- 今までにあったInstagramの改悪
どうぞ、最後までお付き合いください。
Instagramの「閲覧済み」が邪魔すぎる!

突如、Instagramに訪れたアップデートによって、統一感を意識したホームが台無しになってしまいました。
一度でも投稿を見ると、写真がグレーになって中央には「閲覧済み」と表示されてしまいます。
どの投稿を見たか一目でわかるようになったものの、ホームでの表示を意識して投稿しているInstagramユーザーにとっては改悪にしか感じません。

せめてON/OFFの切り替えを実装してほしい
Instagramアップデートによるネット上の声
インスタの閲覧済み機能がウザい笑
— ちゃむ こみ (@komikyo) May 15, 2024
インスタの閲覧済み新機能増えたんだね
— やまま (@b_rwsw) May 15, 2024
エッセイコミックしか見ない側からしたら有難いどこまで読んだか分からんしな
インスタに「閲覧済み」って出るようになったの、無粋だわ
— みやん𓆞𓆜ᐝ̊ (@miyacof) May 15, 2024
インスタの閲覧済み表示いらない!
— kijitora0126 (@kijitora0126) May 15, 2024
しばらくしたら、消えるんだね

「閲覧済み」の表示は、最新の投稿を優先しないInstagramにとっては、便利な機能ではありますね。
ちなみに、Xでも投稿されているように、時間の経過でリセットされます。
Instagramを元に戻す方法は?

Instagramを前のバージョンに戻す方法は公式の方法では不可能です。
ネット上には旧バージョンのInstagramを入手できるサイトもありますが推奨しません。
- スマホだけではできない
- ある程度の知識が必要
- ウィルスの危険がある
私たちが取れる方法は、利用者としてフィードバックするくらいしかないようです。
問題を報告する場合は以下の手順で行ってください。
- ホーム画面右上の「三」をタップ
- 「設定とプライバシー」をタップ
- 下にスクロースして「ヘルプ」をタップ
- 「問題を報告」をタップ
- 下部の「シェイクせずに問題を報告」をタップ
- 「含めずに次へ進む」をタップ
- 問い合わせフォームに問題を入力する
これまでのInstagram改悪ヒストリー

2010年にサービスが開始されたInstagram。
画期的なSNSアプリは、またたく間に利用ユーザーを増やし、Meta(旧Facebook)に買収されてからはFacebook連携機能の追加やストーリーズやリールなど、今もアップデートされ続けています。
ただ、改善とはいえない改悪なアップデートも存在しています。
Instagram改悪①|勝手にオススメされる

発見タブはまったく機能していません。
私たちが発見タブに望むのは、名前の通り発見です。
ですが、表示されるのは普段と同じようなジャンルの投稿や、最近見たアカウントの投稿ばかり。
これは、Instagramが、利用者の興味・関心、行動履歴をもとに、表示される投稿をランク付けする仕組みをとっていて、興味がありそうなものを優先して表示しているのが原因です。

本当に知りたいものは、自身で検索しなくてはなりません。
でもそれも昔の話です。
Instagram改悪②|最新投稿が見れなくなった
検索やオススメとして表示される投稿は、最新の投稿とは限りません。
Instagramの便利な機能として、お店や観光地のリアルがわかることでした。
今では、「いいね」の多い投稿や影響力のあるアカウントの投稿が優先して表示されてしまいます。
本当に知りたい今が検索できないって改悪以外の何ものでもありません。
Instagram改悪③|ハッシュタグが機能しなくなった

ハッシュタグも機能しなくなりました。
検索が使えないなら、ハッシュタグで調べればよかったのですが、最新の投稿だからといって優先されなくなりました。
これまでは、話題の投稿か最新の投稿かを選べましたが、今ではおすすめしか見ることができません。
いろんなユーザーに見てもらうために利用していたハッシュタグも、意味がなくなってしまいました。
改悪を続けるMetaの目指すものは?
リリースから14年目になるInstagram。
今では、TicTokやBeReal、Discordなど魅力的なSNSが多くリリースされています。
リアルな今が見れないSNSに意味があるのか疑問ですが、Instagramを買収したMetaはどこを目指しているのでしょうか。
InstagramとThreadsの住み分けを考えている

Metaは、InstagramとThreadsで使い分けを望んでいるのかもしれません。
2023年7月、MetaはThreads(スレッズ)をリリースしました。
Threadsでは、Instagramと共有のアカウントで、X(旧Twitter)のようにリアルタイムでの会話が楽しめます。
つまり、Instagramで新旧を問わない興味関心のある投稿を楽しみ、Threadsでタイムリーな投稿を楽しむ、というように使い分けてほしいのではないでしょうか。

これからは、Threadsはコミュニケーションを取るツール、Instagramは興味関心があることを深堀りするツール、というように使い方を考え直した方が良いのかもしれませんね。
あとめ
Instagramのアップデートで、見た投稿のトーンが暗くなり「閲覧済み」と表示される仕様が不評で、改悪だと話題になっています。
- 最新の投稿を優先しないInstagramにとっては便利な機能
- ホームでの表示を意識して投稿しているInstagramユーザーにとっては改悪でしかない
- Instagramを前のバージョンに戻す方法は公式の方法では存在しない
- 過去にも、発見タブやハッシュタグが機能しなくなった改悪があった
- 興味関心があるものはInstagramで、検索しタイムリーな投稿を楽しむならThreads
これからは、Threadsはコミュニケーションを取るツール、Instagramは興味関心があることを深堀りするツール、というように使い方を考え直した方が良さそうです。
あまりにも不評なら、ON/OFF機能の実装もあり得ると思うので、今はガマンのときなのかもしれません。
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